【率直レビュー】ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス
今回はこの映画
ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス
こちらを率直レビュー。
マーベル作品は大好きで、特に楽しみにしていた作品なので、早速観てきました。
ストーリー
ドクター・ストレンジは、禁断の呪文によって時空をゆがませ、マルチバースの扉を開いてしまう。
世界を元通りにするため、彼はスカーレット・ウィッチことワンダに助けを求めるが、時すでに遅く、恐るべき脅威が人類に迫っていた。
そしてその脅威こそがドクター・ストレンジと同じ姿をしたもう一人の自分だった。
見どころ
"サム・ライミ全開!凄まじい映像表現"
特筆すべきは、その映像表現。
CGをフルで活用した戦闘シーンはさることながら、マルチバースを移動する際の見せ方は圧巻。
またサム・ライミ監督作品というだけあって、ホラーチックな描き方も見ものだなと感じました。
ワンダの心情も映像の中で表現されてますが、もはやホラー映画でしたね。
ストーリー、映像共に今までのマーベル作品のは一味違った印象です。
感想
"毎回、マーベルシリーズ集大成なので、途中参加お断り感が否めない"
今作などは特にそう感じました。
シリーズ追っかけてる人はそれなりに楽しめる作品だなと思いますが、ドクター・ストレンジの一作目を観て、このMOMを観ても、わけわからんことが多いのではないかと思いました。
マーベルユニバースを拡張するのはファンとして嬉しいことですが、アイアンマンシリーズのようにしっかり一つの映画として完結させてほしいですね。
ラストのオチのモヤモヤ感はハンパないと思います。
続きを作るのは、大いに結構ですが、しっかり落としてほしいですね。
ちなみにこの作品の前には、ドクター・ストレンジ、アベンジャーズ、トムホラのスパイダーマン、ワンダビジョン。
最低でもこれらの作品を見ていないと、「え?なにその情報?」ってなります。
まとめ
色んなものを詰め込み過ぎて、全体的にバランスの悪い作品だったのではないかなというのが率直な感想です。
そんな中でもスパイダーマン/ノーウェイ・ホームでもわかる通り、マルチバース設定はファンにとってはドキドキもので、純粋にマーベル作品を楽しみたい方にはオススメできます。
逆にマーベルシリーズを全く見ない方には、全くオススメできないという極端な作品でしたね。
それでは!
【率直レビュー】ノーバディ
今回はこの映画
ノーバディ
この作品も気になっていた作品で、ようやく観れましたのでレビューしていきます。
ストーリー
郊外にある自宅と職場の金型工場を路線バスで往復するだけの単調な毎日を送っているハッチは、地味な見た目で目立った特徴もなく、仕事は過小評価され、家庭では妻に距離を置かれて息子から尊敬されることもない。
世間から見ればどこにでもいる、ごく普通の男だった。そんなハッチの家にある日、強盗が押し入る。
暴力を恐れたハッチは反撃することもできず、そのことで家族からさらに失望されてしまう。
あまりの理不尽さに怒りが沸々とわいていくハッチは、路線バスで出会ったチンピラたちの挑発が引き金となり、ついに堪忍袋の緒が切れる。
見どころ
"みんな大好き、オヤジ無双"
この設定は嫌いな人はいないってくらいの設定ですよね。
ド派手なアクションというよりは主人公の感情剥き出しな戦闘に興奮します。
娘の猫ちゃんのブレスが盗まれたことにブチ切れて、強盗を見つけ出して痛めつけるシーンは淡々としてるものの、爽快感ありました。
なにも考えれず観れて、最後はスカッとして終わる、アクション映画としては満点な内容ですね。
感想
"まとめ方が上手くて非常に観やすい作品"
脚本、構成はほとんど、ジョン・ウィック。
キャラクターの掘り下げがなされるのは主人公と敵のボスくらいであとはアクション。
無駄なことは一切説明せず、コンパクトにまとめてあるのは好印象でした。
ジョン・ウィックもそうだったけど、狭いところで戦わせるのが上手くて、決してド派手ではない、至近距離のスマートなアクションが印象的でした。
まとめ
魅力的な主人公で、あとはそれを取り巻く環境だけの設定ですが、この魅力的な主人公を作り出すことができるのは素晴らしいと思いました。
続編も進んでるとの噂があるので、楽しみですね!
それでは!
【率直レビュー】モータルコンバット
今回はこの映画
こちらを率直にレビューしていきます。
個人的にとても楽しみにしていた作品でした。
ようやく観れましたのでレビューしていきます。
ストーリー
胸にドラゴンの形をしたアザを持つ総合格闘技選手コール・ヤングは、自身の生い立ちを知らないまま、金を稼ぐために戦う日々を送っていた。
そんなある日、魔界の皇帝シャン・ツンがコールを倒すため、最強の刺客サブ・ゼロを送り込む。
コールは特殊部隊少佐ジャックスに言われるがまま女戦士ソニア・ブレイドと合流し、地球の守護者ライデンの寺院へ向かう。そこでコールは、太古より繰り広げられてきた格闘トーナメント「モータルコンバット」の存在と、自分が魔界の敵と戦うために選ばれた戦士であることを知る。
感想
"戦闘シーンは素晴らしいが、年齢制限とストーリーのチープさがミスマッチな作品"
モーコンと言えばフェイタリティと呼ばれる過激なトドメ技が印象的な作品。
そのため年齢制限15歳以上。
とはなっているものの、行き当たりばったりが多く、年齢制限の割にはストーリーが安っぽい。
キャラクターの掘り下げや、キャラクター達が覚醒するまでの過程など、かなりガバガバ。
対象年齢が高い分、もっとダークな内容でもよかったような気はしましたね。
ただ戦闘シーンはとても熱い作品だなと思いました。序盤の掴み、ラストの戦闘シーンは見応えありました。
まとめ
ゲームからの映画ですが、ゲームはもうナンバリング11まで発売され、海外では絶大な人気を誇っております。
今回のリメイクも非常に楽しみにしていましたが、現在なされている評価相応で、ストーリーの粗さが目立ってしまったなという印象です。
それでは!
【率直レビュー】映画 ライフ 感想
今回はこの映画
ライフ
こちらを率直レビューしていきます。
たまにあるSFホラーですね。
個人的にあまり得意ではないジャンルですが、自分なりに観て感想書いていきます。
ストーリー
火星で未知の生命体の細胞が採取され、世界各国から集められた6人の宇宙飛行士が国際宇宙ステーションで極秘調査を開始した。
しかし、生命体は次第に進化・成長して宇宙飛行士たちを襲いはじめる。
高い知能を持つ生命体を前に宇宙飛行士たちの関係も狂い出し、ついには命を落とす者まで現われる。
感想
"希望が絶望に変わる展開"
序盤の掴みは素晴らしいと感じました。
とても上手い"上げて落とす"ができていて、最初の犠牲者が出るところで、恐怖心MAXです。
ただ、序盤がMAXでしたね。
ここまでやってしまうと後の展開が厳しくなるんじゃないかな?と思いましたが案の定でした。
序盤以降は緩やかな感じで進行して緊迫感も薄く、襲われ方も終盤はかなり雑です。
そしてなにより、もう何も思いつかないでくれってくらいの人間達の作戦にその後の事態は悪化。
なかなかイライラしてきます。
この謎の生命体も高知能である、という設定はあるものの、その設定を生かしきれていたか、と言われれば微妙なところでした。
最後にこの手の映画のラストはだいたい大きく2パターンですが、まぁ予想通りの結果でしたね。
まとめ
SFホラーは超密室空間をいかに上手く使うかにかかってる気がしますが、さすがにエイリアンの衝撃を超える作品は未だに無いです。
このライフは恐怖心煽る展開は序盤だけで、あとは一般的な流れだなと感じた、というのが率直な感想です。
恐怖を見せたいだけなら、かなり物足りない作品でしたね。
それでは!
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【率直レビュー】映画 ジョジョの奇妙な冒険
今回はこの映画
こちらを率直レビューしていきます。
未だに観たことなかったんですが、今回観る機会があったので、自分なりに感想を書いていきます。
ストーリー
美しい海辺の町・杜王町に暮らし、見た目こそ不良だが心根は優しい高校生の東方仗助は「スタンド」と呼ばれる特殊能力の持ち主。
仗助のスタンドは、触れるだけで他人のケガや壊れたものを直すことができるというものだった。
一見すると平和に見える杜王町では、このところ不審な変死事件が続発しており、一連の事件が自分とは別のスタンドを使う者たちによる犯行だと知った仗助は、町を守るために立ち上がる。
感想
"脚本もロケーションも悪くないけど、やはり映像面で難あり"
現実ではありえない服装にリアリティをもたせる難しさを見た気がします。
個人的に気になったのは、この凄いロケーションにチープなコスプレ感のミスマッチさでした。
脚本も悪くはないですが、映像通すとワンシーンが長すぎてテンポがめちゃくちゃ悪いです。
またこのジョジョという作品のメインとも言うべきスタンドの表現もあまりいいものではなかったですね。
シアーハートアタックのおもちゃ感にも見た瞬間呆れてしまいました。
日本の実写とファンタジー要素の相性の悪さがさらに目立ってしまった作品だったなというのが率直な感想です。
まとめ
ガチのファンタジーを映画化するよりも現実世界に少しのファンタジーという方が難しい気がして、このジョジョはそういう意味では特に難しかったのでは?と思います。
初めは第3部を映画化する予定で、承太郎が松潤で、なんて話は当時話題になりましたが、どっちにしろこのビッグタイトルを映画化するのはいろいろ難ありでしたね。
ビッグタイトルゆえに単発で第二章が無いのは、逆に痛い気がします。
それでは!
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【率直レビュー】映画 ザ・ハント
今回はこの映画
ザ・ハント
こちらを率直レビューしていきます。
なかなかの問題作ということで、今回も自分なりに観て感想書いていきます。
ストーリー
広大な森の中で目を覚ました12人の男女。
そこがどこなのか、どうやってそこに来たのか、誰にもわからない。目の前には巨大な木箱があり、中には1匹のブタと多数の武器が収められている。
すると突然、周囲に銃声が鳴り響く。
何者かに命を狙われることがわかった彼らは、目の前の武器を手に取り、逃げ惑う。
やがて彼らは、ネット上の噂に過ぎないと思われていた、セレブが娯楽目的で一般市民を狩る「マナーゲート」と呼ばれる“人間狩り計画”が実在することを知る。
絶望的な状況の中、狩られる側の人間であるクリステルが思わぬ反撃に出たことで、事態は予想外の方向へと動き始める。
感想
"テーマが痛烈、予測不能の展開力"
序盤は今までの映画でもあまり観た事ないような展開で驚きました。
良くも悪くもテンポがよくて、物語がどんどん進みますが、序盤テンポが凄すぎて、いい意味で思考が置いてけぼりでした。
ただ、序盤が早すぎたのか、中盤からの失速が気になります。
セリフ回しも、もはや意味がわからないレベルで、見せたいのはストーリーでも、キャラクター性でもなく、ただテーマだけだったんだなと思えば、逆に清々しい気持ちになりました。
まとめ
見せ方的には、見どころは序盤だけだったのかなという印象で、あとはとにかく"その場のノリ"でした。
そしてセリフ回しが凄すぎて、脳みそショートしそうでしたね。
率直に観る人の見方によって評価がとても分かれる作品なのではないかなと思います。
個人的には政治的意図がある映画はあまり好きではないので、評価は低めでした。
それでは!
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【率直レビュー】映画 ドクター・ドリトル
今回はこの映画
ドクター・ドリトル
こちらを率直レビューしていきます。
評価3〜4と悪くはない印象ですね。
自分なりに観て感想書いていきます。
ストーリー
名医ではあるが変わり者で、動物と話せるドリトル先生は、世間から遠ざかり、さまざまな動物たちとひっそり暮らしていた。
しかし、若き女王が重い病に倒れたことを耳にしたドリトル先生は女王を救うことができる唯一の治療法を求めて、頑固なオウム、臆病なゴリラら個性的な仲間たちと伝説の島へと出発する。
冒険を続ける中で、先生の過去、国を揺るがす陰謀など、さまざまな事実が明らかとなっていく。
感想
"何をメインで伝えたいのかわからない内容"
こんなにワクワクしない冒険劇は珍しいですね。
視聴者に一体なにを伝えたいことが全く見えなくて、後あじが悪い作品だなというのが率直な感想です。
ドリトル先生の社会復帰なのか、動物達の友情なのか、助手の少年の成長なのか、テーマが分散しすぎてて感情移入しづらかったですね。
また、見せ方もとってつけたような設定が終盤まで続き、それぞれのイベントがその場のノリで終わる展開がなんとも言えないです。
わかりやすいと言えばわかりやすいですが、映画好きほど飽きやすいのではないかなと思いました。
エディ・マーフィのドリトルよりもコメディ要素も低く、笑わせたいのか感動させたいのか、この辺も感情迷子でしたね。
まとめ
ロバート・ダウニー・Jrのドリトルということで期待して観ましたが、ロバートの変人演技はいいものの、いかんせん脚本が悪すぎて残念な結果になっていました。
個人的に評価は低めだなと思いました。
逆に興味を持った方は観てみてはいかがでしょうか。
それでは!
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