【率直レビュー】映画 ナイブズ・アウト 感想
今回はこの映画
ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密
を率直レビューしていきます。
観たかった作品で、ようやく観れたので感想書いていきたいと思います。
ストーリー
世界的ミステリー作家ハーラン・スロンビーの85歳の誕生日パーティーが彼の豪邸で開かれた。
その翌朝、ハーランが遺体となって発見される。
依頼を受けた名探偵ブノワ・ブランは、事件の調査を進めていく。
莫大な資産を抱えるハーランの子どもたちとその家族、家政婦、専属看護師と、屋敷にいた全員が事件の第一容疑者となったことから、裕福な家族の裏側に隠れたさまざまな人間関係があぶりだされていく。
見どころ
"真相から始まる本格ミステリー"
冒頭、事件から始まるのはいつも通りたけど、視聴者には開始40分ほどで真相、トリックをバラしてしまう。
そこからの見せ方、展開が見どころであると感じました。
最近ちょくちょくあるトンデモ展開は一切無く、本格ミステリーですね。
感想
"嘘をつけない登場人物の使い方"
この物語のキーパーソンである女性は、"嘘をつくと吐いてしまう"という特殊な体質の持ち主で、このキャラクターの設定の使い方が本当に上手いと思いました。
ミステリーで探偵以外で、真実を話せるキャラクターがいるというだけで、ワクワクする設定ですよね。
前述しましたが、冒頭でネタバレがあるため、そのことによって逆に緊張感が増してくる作りです。
観てる側からしてみたら解決してるはずなのに、次々とまた謎が出てきて先の展開が気になります。
そんな中で作品自体は楽しめましたが、オチがあっさりし過ぎてて、最後気分が落ちる可能性があるというのが率直な感想です。
ミステリー見過ぎの人達には物足りなさを感じるラストなのかなと思いました。
まとめ
個人的な満足度としてはとても高い作品でした。
序盤の早すぎる種明かしから、ところどころ出てくる謎であったり、大きい展開であったりとミステリー物としても完成度はとても高いのではないかなと思いました。
評価相応であると感じます。
それでは!
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